TOEIC対策をさらに詳しく
マラソンコ-スを調べるだけで終わらない
他言語との対訳能力ではなく、「英語のままスピ-ディに理解する能力」
を診るテストであることから、読むうえでも聞く場合でも、黙読で和訳する
手法から、どれだけ早くサヨナラできるかが、勝敗の分かれ目となります。
リスニング
1)スコアアップの最大の障害は、日常的に日本語だけの環境にあり、制度上
も黙読での訳読に慣れていること。2)次の問題点は、頭の中で和訳中でも次
の表現が聞こえて来るので、混乱から、key wordsが拾えなくなることです。
リーディング
リスニング同様、対訳方式では、写真を見るように一瞬にして理解していく
というnativeの読み方に、スピ-ドの点でとても太刀打ちできません。テスト
の評価基準が訳出能力ではなく、教養あるnativeのようにいかに速く
読み取るかである以上、ベストの対策はリスニングと同様、自明です。
結論として
「黙読と対訳」による手法では、涙ぐましい努力のわりには、成果は極めて
限定的です。 また、設問の先読み、消去法などパターンとテクニックに
慣れるだけでは、その効果は初回のみだということが分かっています。
効率的なスコアアップには、テストの出題意図を理解し、それに合致した
手法を取ることがぜひとも必要です。
具体的には、会話文、一般英字紙、non-native用の英英辞典など、
目で見た英文を、必ず声に出す(Vocalize/音読)こと、です。
昔から言われて来た方法ですが、実行される方は少数で、継続する方
はさらに少数ですが、その効果は確実で間違いがありません。
PART1リスニング(写真描写問題10問)
放送される4つの説明から、写真に該当する文を選びます。
初級レベルの方でも得点できる比較的やさしい問題です。
- 【対策】
上級者でもすべてがリピートできるまでは簡単ではありませんが、
初心者は原稿を見ながらアクセントとイントネ-ション に気をつけ、
始めはゆっくり正確に、しだいにスピ-ドをあげて声に出す練習を、
繰り返してください。見ないでも言えるまで続けることは決して
無駄にはなりません。
ここで、正確な子音、アクセントの位置、音の連結や脱落 に
注意を払いながら声に出して繰り返すことが、肝心な音声を
確実に 聞き取る力をつけることになり、高得点へつながります。
PART2リスニング(応答問題30問)
1つの質問へ、聞こえてくる3通りの応答から最適なものを選びます。
PART1と2では説明文または質問を読むことなく、一回聞くだけで
答えるパターンなので、最高の集中力を維持することが鍵になります。
- 【ヒント】
質問が「何を聞いているのか」を聞き分けること、例えば、最初がwhen
かwhatか、それともwhereか聞き取れれば答は絞れます。又過去、現在
それとも未来か判断させる時制についての設問が多いので、疑問詞と
時制表現を聞き分け、マークすることが重要です。迷った場合は、まず
どれかにマークしておいて次に集中することも忘れず行って下さい。
PART3リスニング(会話問題30問)
2人の短い会話を聞いてから設問に答える形ですが、質問を先に読んで
おいて、何を聞かれるか知っていれば、聞き取るのに大変有利です。
聞いてくる内容を知らずに会話を聞き、そのあとで質問を読むのは
時間が切迫し、分かっているのにミスをおかす原因になります。
- 【ヒント】
part2が終り、英語でpart3の説明が始まりますが無視し、part3の
質問を 読むこと。Part3の会話が流れると全力を集中して聞き、
読んでおいた解答にマークします。解答が終わりしだい、次の設問
に目を通し、流れてくる会話に備えます。このように、慌てず繰り返し
分からない時はどれかに解答するか、しるしをつけておき 次の問題
を読む、あとで飛ばした箇所をどれかに解答しておけば、1/4でも正解
の確率が残ります。
PART3はリスニングのセクションですが「速く読みとる」能力があることで、
設問を読んでおくことができ、結果的に得点に有利に働きます。
PART4リスニング(説明文問題30問)
少し長いアナウンス(電話、空港アナウンス、広告、天気予報など日常的内容)を
聞いて、3つの設問に解答するパターン(各設問は4択)です。
part3との違いは、対話形式でなく、1つのアナウンス量が比較的長いこと。
全部が聞き取れなくても、いつ?どこで?誰が?何を?なぜ?どのように?
のいわゆる「5w1h」についてキ-ワ-ドを掴むべく集中を維持することが鍵です。
PART5リーディング(短文穴埋め40問)/
PART6リーディング(長文穴埋め12問)
ここでも大切なことは読み取るスピードです。量が多いので「速く解答を見つける」
ことと、75分間休憩なしで、時間内にすべてに解答しないといけないのでPART5
からPART7までは、時間配分が大切になります。
- 【ヒント】
多くの方がPART5-6の穴埋め問題で時間を掛けすぎるため、読解問題PART7
になると 時間がなくなってしまいます。PART5-6では全文を読まなくても前後関係
から「フレーズ」として判断できる設問も多いので、1問あたり5-20秒以内で答える
よう心掛けて下さい。
分からない場合は飛ばして先をやり、後でそれをやりなおす、 穴埋め問題で
考え込まず、PART7の読解問題に時間を掛ければもっと正解が増やせます。
PART7リーディング(読解問題48問)
日常的に目にする広告、メモ、納品書、手紙などの読解問題で、4択形式です。
公式ガイドでは読解問題となってますが、文学作品の読解といった設問ではなく、
「一般人が日常的に接する文章」を「実用的な速さ」で読めるか、を診る問題です。
- 【ヒント】
本文と質問の間を往復する時間を減らすため、設問を読んでから本文を読むこと。
【対策】
繰り返しになりますが、「超速で読む」ために訳読手法から離れること、その具体策
は「non-native用英英辞典の徹底使用」プラス「一般的な英字新聞の速読」です。
事実を何とか分かりやすく伝えようとする文章に於いては、どれが主語か、に加え
動詞の意味が分かれば、形容詞の意味はpositiveかnegativeか、しか分からなくても、
大方は把握できたようなものです。
新TOEICでは、28問は一つの本文を、20問は二つの本文を読んで答えるよう改定
されましたが、その意図は明白で、「テクニックより実力を診るテスト」をさらに目指
しているからに他なりません。